オランダの総合カーペットブランド「Desso」のマーブル模様のラグを、リゾートホテルに納めました。

フローリングタイプの客室に、ナチュラルな大理石柄のラグをセレクト。プリントされた図柄は精巧で色の濃淡が絶妙。フェイク感がなく美しいアートのようです。カーペットのカットパイルの柔らかな質感によって、クラシカルでありながらソフトな温かさを感じさせます。
Dessoのラグ・コレクション「Sense of Marble」は、10色展開です。

9月、パリではMaison et Objet Paris 2019 September が開催されました。

1月と9月、年2回開催の Maison et Objet / メゾン エ オブジェ展。インテリア小物から家具、装飾品、テーブルウエア、建材まで、メゾン（住まい）に関する多彩なアイテムが華やかに集結するトレード・ショーです。出展団体は3,000を超え、デザインやライフスタイルの「今」に出会うことのできるイベントでもあります。

会場となる7つのホールはカテゴリーごとに分かれています。9月開催はテキスタイル関連の出展は少ない中で、ホームアクセサリーはさらに充実の様子を見せています。

ハッとさせられる色使いや、ちょっとひねりの効いたシェイプ、思わぬデザインや素材使いなど新たなアイデアと発見がいっぱいです。
賑やかな会場内で、アートワーク類のブースも楽しい場所です。

GARDECOは、ベルギーのアートワーク・ブランド。ガラスやブロンズを得意としますが、メタリックながら透明感のあるゴールド使いが美しく映えます。
10周年記念バージョンとして、人をモチーフにした定番オブジェ「The Visitor」シリーズのミニサイズ24金製を限定販売しています。

カスタムデザインのテキスタイルを作っているLiora Manné。ポリエステル繊維を重ねニードルパンチで圧着させて描くデザインは、図柄の自由度が高く迫力のあるテクスチャー感がユニークです。壁掛けアートとしてだけでなく、ラグや家具用テキスタイルとしての使用も提案しています。

パリの老舗ブランドでありながら、常に大胆で洗練されたスタイルのコレクションを取り揃えているNOBILIS。ファブリックに加え、壁紙のコレクションも充実しています。
今年1月に発表したコレクション / 2019を、今回は新たなコーディネートで見せています。植物モチーフと幾何学模様柄は、少しずつスタイルを変えながらもまだまだ人気が続きそうです。

興味の尽きない見ごたえのあるこのフェア。いくら時間があっても足りないと感じられる方も多い中、主催者側でも様々なデバイスを用意して来場者をサポートしています。
出展者情報とリンクしたアプリや、SNSを通した情報発信も充実しています。ウェブサイト「MOM（Maison et Objet and More）」は、出展製品の情報がカバーされ一年を通していつでもどこからでも情報を得ることができます。